地形図は、国土地理院が作成し公開している、縮尺2万5千分の一の地図です。紙地図や「地理院地図」というデジタル地図で、日本全国を見ることができます。地形図には、自然地形や人工物(道路や建物など)が詳細に記載されています。

地形図読図は、そのような地形図を「読む」ことで、様々な情報を判読する手法です。鈴木(1997)*は、「地形図に描かれている事柄の理解ばかりでなく、直接的には描かれていない事象を推論し、任意の土地の過去、現在、将来の状態を地形図から予察的に読み取る作業」と読図(map reading)を説明しています。

*鈴木隆介(1997):建設技術者のための地形図読図入門 第1巻 読図の基礎 古今書院 

このサイトでは、とくに地形図から地形を読み取り、その土地の成り立ちを判読することを「地形図読図」と呼んでいます。

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