災害リスクを知るために参考になる地図情報を紹介します。
【地理院地図】 https://maps.gsi.go.jp/
地形判読に用いる基本地図(1/25,000地形図相当)を閲覧できるだけではなく。災害リスクを知るための地図情報を閲覧することができます。下記に主な情報を紹介しますが、それ以外にも災害リスク判読に役に立つ情報があります。
土地の形を知る:お住まいの地域がどのような地形にあるのかを見ることができます。
トップ > 標高・土地の凹凸
・色別標高図:土地の高さを規定の色分け表示します。広域に土地の形を見るのに適しています。
・自分でつくる色別標高図:土地の高さを自由な設定で色分け表示します。お住まいの地域などの土地の形を詳しく見るのに適しています。
土地の成り立ちを知る:お住まいの地域がどのようにつくられた地形なのかを調べることができます。
トップ > 土地の成り立ち・土地利用 > 活断層図
・活断層図(都市圏活断層図):活断層の分布や概略の地形区分を見ることができます。
トップ > 土地の成り立ち・土地利用 > 地形分類(ベクトルタイル提供実験)
・地形分類(自然地形):自然地形の分類ごとの分布状況が分かります。地図をクリックした場所の土地の成り立ちやその地形の自然災害リスクを見ることができます。
・地形分類(人工地形):造成地など人工的に大規模に切り盛り改変された場所が分かります。
トップ > 土地の成り立ち・土地利用 > 土地条件図
・数値地図25000(土地条件):地形分類(自然地形)と同様に自然地形の分類ごとの分布状況が分かります。とくに盛土など人工改変地の分布が詳しく表示されます。
トップ > 土地の成り立ち・土地利用
・明治期の低湿地:明治時代の地形図から水田など低湿地の分布を着色したものです。地盤の軟弱性や浸水可能性を判断するための参考になります。
トップ > 土地の成り立ち・土地利用 > 火山基本図
・火山基本図データ(基図):火山地域の詳細な地形図を見ることができます。
トップ > 土地の成り立ち・土地利用 > 火山土地条件図
・火山土地条件図:火山地域の詳細な地形分類を見ることができます。
災害の履歴を知る:お住まいの地域で、どのような災害があったのかを調べることができます。
トップ > 土地の成り立ち・土地利用 > 土地分類基本調査(土地履歴調査)(国土交通省政策統括官)
・災害履歴図(水害)など:過去の水害で浸水した範囲などを、地域を選んで見ることができます。
トップ > 災害伝承・避難場所
・自然災害伝承碑:過去の災害の被害などを今に伝える石碑などの所在と伝承内容を見ることができます。
【今昔マップ on the web】 https://ktgis.net/kjmapw/
明治時代以降の地形図を、年度を選んで閲覧することができます。
とくに明治時代の地形図は、現在の地形図では表現されていない、自然のままの地形の様子を見ることができます。
GISの地図タイル表示機能により、明治時代の地形図と地理院地図の「明治期の低湿地」とを重ね合わせ表示すると、当時の地形と低湿地の分布の関係が見やすくなります。
【地すべり地形分布図】 https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/
防災科学技術研究所が空中写真の地形判読により抽出した地すべり地形の分布を見ることができるサイトです。
GISの地図タイル表示機能により、地理院地図の各種地図とを重ね合わせ表示することにより、地すべりの分布と地形の関係が見やすくなります。
【重ねるハザードマップ】 https://disaportal.gsi.go.jp/maps/
全国の各種ハザードマップを、場所や災害種別を選んで見ることができるサイトです。
ハザードマップは、所定の基準により災害の危険度を判定した結果であり、危険として着色されている範囲は災害リスクがあると考えてください。ただし、着色されていない場所にも災害リスクが高い場所があることに留意してください。
【わがまちハザードマップ】 https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/
全国の自治体で作成された各種ハザードマップを、市町村を選んで見ることができるサイトです。
ハザードマップは、所定の基準により災害の危険度を判定した結果であり、危険として着色されている範囲は災害リスクがあると考えてください。ただし、着色されていない場所にも災害リスクが高い場所があることに留意してください。